アロマテラピーの楽しみ方。
香るものなら何でもアロマテラピー!?<2>


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前回の続編です。前回は「竹の香り」に話がそれてしまいましたが、今回は「アロマテラピーの
原理」や「臭覚」についてお答えします。アロマテラピーの原理は、アロマテラピーを知らない人
ややったことがないと言う人でも、実は皆さん身近に体験しているのです。ヒントは「クンクン。
あーいい匂い!お腹がすいてきちゃった!!」です。
以前の「アロマテラピーの歴史」でお話したように、植物の rose.jpg
香りが人に何らかの作用与える事を知り、有効に用いてきたの
は、古代文明の時代からです。この用い方の一部を現代に置き
換えて、わかりやすく説明すると・・・男性からプレゼントさ
れたバラの花束を前にして耳元で口説かれたら、悪い気はしな
い女性が多いはず。「色気より食い気」の方には・・・夕刻に
なると各家庭の換気扇から漂ってくる、ニンニクやタマネギを
炒めている匂いや「この家の夕食はカレーね」とすぐにわかる
匂い、これを嗅ぎながら帰宅した頃にはすっかりお腹がすいて
いるなんて経験ありますよね。これがアロマテラピーの源です。バラの香りには、女性の情緒やホ
ルモンのバランスと取り、安定させる作用や催淫作用があります。また料理に使われる香辛料など
は、腐敗防止だけでなく消化器官の活性化させる作用があります。
 鼻で感じた「香り」「匂い」「臭い」の分子は、鼻の上部にある臭覚神経で信号に変換され脳
下垂体(脳下垂体は自立神経系や内分泌系、免疫系を統括している)へと伝達されるようになって
います。ですから例にあげたバラや美味しいそうな香り、森林やエッセンシャルオイル等々の香り
の信号が脳下垂体に伝達されると、それぞれに対応した生理活性物質が分泌されるわけです。「美
味しそうな匂いを嗅ぐと、よだれが出る」生理現象はこんな経路をたどって起こるのです。(臭覚
についての参考資料:「アロマテラピーLESSON」林真一郎著・主婦の友社、「アロマテラピー事
典」パトリシア デービス著・フレグランスジャーナル社)
 さてアロマテラピーとは、エッセンシャルオイルを用いて行うものです。エッセンシャルオイ
ルの利点は、その原料となる薬用植物の作用はもちろんのことですが、その植物の芳香物質を取り
出したエッセンシャルオイルは濃縮で(少量で作用する)、分子が細かく体内に吸収されやすいか
らです。エッセンシャルオイルが人に作用する方法として、先程あげた「鼻〜脳〜体」という神経
系の経路の他、「皮膚吸収や口鼻呼吸〜血液やリンパ液〜体内」という循環器系の経路がありま
す。分子が大きければ、体内に入り込むことができません。また専門家の指導のもとに飲用する方
法もありますが、今の日本の現状では禁止説を取る専門家が多いです。エッセンシャルオイルは大
変揮発性が高く香りが広がりやすいという特徴をもっていますから、空間の環境改善の為のアロマ
テラピーにも適しています。
これで「なぜアロマテラピーにはエッセンシャルオイルが不可欠なのか」が、少しはお解りい
ただけたでしょうか?単純に「香りがよい」からだけでなく、人の体に効率よく取り込むことがで
きるからなのです。
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