| 4.怒り イラストで人が怒っている表現として噴火した火山が描かれていることがありますが、まさにその通りで、顔を真っ赤にして怒っている様子はまさにマグマを吹き上げる火山のよう。それでけでなく怒りの表現法は様々で、地震のごとく手や体を震わせる人、フツフツとマグマが沸き上がるように時間をかけて火山を爆発させる人、表には見えないが内では煮えたぎる怒りのマグマを抱えている人など。そして怒り対象は他人だけでなく自分に対しても起こりますが、自制心を失うと自分や人を傷つけるだけでなく、犯罪に至ってしまうこともあります。怒りは血圧の上昇を招き脳卒中の危険を高めたり、抑圧すると慢性病の原因にもなります。 怒りを感じたら、息を止めたり、深呼吸したり、ヨガやリラクゼーション法を行ったり、ゆっくり10数えて落ち着かせたりして、怒りを静めるようにします。そして無理に抑圧せず、上手に怒りを相手に伝えたり、自分を傷つけない程度に発散させてしまいます。クッションを殴ったり、お皿を壁に投げつけてみたりするのもよいでしょう。 |
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(1)怒りを静めるエッセンシャルオイル ローマンカモマイル・ジャーマンカモマイル・チュベローズ・リンデン・ベチバー・ラベンダー・ベルガモット・ローズマロック・ローズオットー・プチグレン・パチュリー (2)怒りを克服するエッセンシャルオイル ローマンカモマイル・リンデン・ベチバー・イランイラン・ローズマロック・バレリアン・ブラックペパー・スパイクナード・マートル・ベンゾイン・ベルガモット ブレンド スパイクナード1:ローマンカモマイル1:ベルガモット1の割合で。 ローズマロック1:ローマンカモマイル1:リンデン1の割合で。 (3)抑圧された怒りを発散させるエッセンシャルオイル チュベローズ・ブラックペパー・ジンジャー・オルメニスフラワー・シダーウッド・パチュリー・クローブ ブレンド オルメニスフラワー3:ジンジャー1:ブラックペパー1の割合で。 パチュリー15:チュベローズ5:クローブ1の割合で。 ●アロマテラピーの方法● 用いたい時や場所に合わせて使い分けてください。 1.芳香浴 空気中に香りを漂わせる方法を「芳香浴」と言います。精油は揮発性が高いので、どんな方法を用いてもその空間に香りが漂い「芳香浴」の状態になります。と言うより、そうならなければ「芳香=アロマ」「療法=テラピー」の意味になりません。基本的な方法として「アロマポット」(上部の容器にお湯を入れ、精油を数滴落として、下からロウソクで温め、蒸気とともに香りを発散させます)があります。これは火を使いますのでお子さまやペットがいるお家では、ロウソクを使わない電気で温めるタイプや細かい霧状に分散させるディフューザーを使うとよいでしょう。 2.入浴 リフレッシュしたい時は少し熱めのお湯で短時間入浴します。リラックスしたい時は少しぬるめのお湯でゆっくりと入浴します。精油の量は普通のバスタブで、3〜6滴。スパイス系のものは少なめに。精油は直接バスタブに落とし、よくかき混ぜてから入浴します。次の人が入る時には3滴を追加します。ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプは、1回分5mlの植物性のオイルやミルクに精油を混ぜます。専門店では、精油を水に混ぜ合わせる為の乳化剤なども扱っています。 注意:夜の入浴は大丈夫ですが、柑橘系の精油が肌に残ったまま日光にあたるとシミや炎症を起こすことがありますので注意して下さい。 3.マッサージ 精油を植物性オイルでうすめてマッサージオイルを作り、マッサージしたりスキンケアに利用します。あまりベトつかず、使用しやすい植物性オイルは、ホホバ油、スウィートアーモンド油です。他にも色々な特徴をもった植物性オイルがありますので、専門店で相談しながらの購入をおすすめします。 4.ルームスプレー 100ccの精製水をスプレー容器に入れ、精油を10〜15滴(最高20滴まで)落とし、よく振り混ぜてから使用します。上記の精製水のうち、純度の高いウォッカや無水エタノールを10〜30%の割合で加えると香り立ちや殺菌力が高まります。 5.蒸気吸入 洗面台や洗面器、ボウルなどに熱湯を注ぎ、精油を1、2滴落とします。頭からバスタオルをかぶり、蒸気が逃げないようサウナのような状態にして、5分〜10分位ゆっくり深く蒸気を吸い込みます。この時目は必ず閉じて下さい。起きあがれない病人の場合は、枕元に洗面器、ボウルなどを置くだけでもよいです。アレルギー性鼻炎や喘息の人がはじめて行う時は、短時間からはじめて徐々に時間を延ばしながら行って下さい。 6.手浴・足浴 手首や足首の上まで浸る洗面器やバケツを用意します。熱めのお湯(入浴よりやや高めの温度)を洗面器やバケツに注ぎ、精油を1〜3滴落として手や足を15分位浸します。冬場は、すぐにお湯がぬるくなってしまいますので、熱湯を足しながら行います。精油の香りを楽しみながら、ゆったりとした気分で過ごしましょう。好きな音楽を流しながら行うのもよいですね。 7.簡単な方法 ティッシュ、ハンカチ、枕カバー、ポプリ、カーテン、ジュータンや熱湯を入れたコップに精油を数滴落として香らせるます。オフィスや外出先でも簡単にできます。 参考文献 「フレングラント・マインド」 バレリー・アン・ウッド著 フレングランスジャーナル社 「アロマテラピーのための84の精油」 ワンダー・セラー著 フレグランスジャーナル社 |