
掲載:2011.12.26
自己管理元気回復行動プラン(WRAP=Wellness Recovery Action Plan)というのがあります。アメリカ人のMary Ellen Copelandさんが、精神的な困難を抱えている人たちと共に自身も苦しんでいた躁鬱病に対処して元気を回復する方法を作りました。
精神科の治療にとって変わる手法ではなく、自分の環境に合わせて自分自身でメソッドを作っていきます。まず、一番自分にとって書き込みやすい、携帯電話、パソコン、紙、鉛筆などを用意します。次にテーマを決めます。「躁鬱病」に限らず、環境や状況の変化によって困難に思っていることや感じているストレス、例えば「ダイエット(肥満)」、「結婚」、「妊娠」、「育児」、「就職」などその時々で変えていけば良いのです。そして、自分で日常生活を6つの状態に分け、管理方法を決めます。これは、自分で決めて、自分でコントロールして元気を取り戻す1つの方法として非常に応用範囲の広いプランだと思います。もちろん、信頼している家族、夫や友人に手伝ってもらうことも、自分では分からない事に気づく良いチャンスでもあります。
[原因となる出来事や状況]
家族との意見の相違。
友人と打ち解けられない時。
健康や金銭的なこと。
[対処方法]
夫にしゃべる。
[いつもの自分と違うサイン]
集中できない。
些細なことでイライラする。
[対処方法]
片付けをする。
自然と接する。
[調子が悪くなってきているサイン]
食事の支度がめんどくさくやる気になれない。
人の言うことが何かと気になる。
寝られない。
涙が止まらない。
[対処プラン]
頼れる人に相談する。
適切な薬を摂取する。
[いつもの自分を表現]
明るくて、おしゃべり、隠し事が苦手。
[対処方法]
離婚や死別、突然の悲しい出来事などで自分の感情のコントロールが難しくなった時に対処する方法なので他の人に頼って助けてもらいます。(かかりたい病院や飲んでいる薬のこと、専門家の助けを借りたり、して欲しいこと、して欲しくない事を具体的に挙げて書くと良いのでは)
[普段の生活に戻ったサイン]
整理整頓が出来るようになる。
睡眠が取れるようになる。
表現力が戻る。
[対処方法]
あせらず、のんびり、マイペースを大事にする。
ぶり返している気持ちになるかも知れないので、気持ちを許せる人と定期的に話す。
ステップ5.6は非常にデリケートで大事な部分なので、それぞれの立場で考えてみてください。目標や目的意識を持ち出来たときに得られる達成感は次のやる気を生み、信頼できる人との会話は、早く元気を回復させてくれる良い方法になると思います。
Mary Ellen Copelandさんのサイト
Mary Ellen Copelandさんのサイト(日本語)