Access アクセス


 しばらくの間野放しになっていた庭は、スタートの時からまるでジャングル。通り道らしき場所は、雑草とツタ類に占拠され通行不能。剪定されていない梅の木は伸び放題、加えてヘクソカズラというツタが絡んでもう手のつけようがない。足を踏み込むすきもない庭を眺めながら、「こりゃだめだ」と、草むしりや剪定、手入れのためにアクセスしやすい庭へと、大改造を計画。

 雑草たちの成長は、あっという間で、その上容赦なく伸び、育つ場所を選ばない。手の届かないところにあったならば、それこそしてやったりと伸びまくり、庭を埋め尽くしてしまうこと間違いなし。手始めに、荒れ放題の庭を片っ端からお掃除。その間にも伸びてくるツタは木に絡みつき行く手を阻む。枯葉や枯れ枝などに埋め尽くされた地面、そしてクモたちが我が物顔でこのジャングルへの進入を阻む始末。手をつけ始めた頃は、1つのコーナーが片づいたかな〜と思うと、他の場所が雑草でさらに埋まってるなんて事の繰り返し。太陽の陽を求め、塀を越えよじれながら広がっている梅は、剪定や実の収穫に便利な場所へと移動。ぎっしり植え込まれた木々や植物は、ひとつひとつ独立したスペースを確保し、周囲の草とりが出来るように配置替え。

 花やハーブのコーナーは、手入れや収穫時どこからでも手が届くようにサイズ、形をデザイン。基本のアイデアは、全ての場所に手がとどく庭。それをもとに、庭中のレイアウトを全て変更。例えば塀に沿った部分は、奥行きが1m以下。いつあのしつこいツタが顔を出してもすぐにひっこ抜けます。全ての雑草が無くなったわけではないけれど、少なくとも見つけしだい処分できるアクセスが確保されました。無駄に見えるような小道も、アクセスを考えて出来たアイデアです。

 しかし色々考えたつもりのプランにも欠点が見つかるもので・・・。大きくなってしまった木の剪定が必要なのに、脚立が置けるだけの道幅が無い。しかし、スタート時のジャングルを思い起こせば、まあかゆいとこにも手が届く庭ってところでしょうか・・。