Fertilizer 肥料


 毎年成長する木や花。成長する為、きれいな花を咲かす為に、植物たちは土からぐんぐん栄養分を吸収しています。ほっておけば、土はやせて結局は木や花にその影響が出てきます。いい土を保つこと、お腹を空かせている植物に、その時々に必要な栄養をあげる。そうすればいつまでも美しい庭が楽しめます。

 結構、肥料のやり方、わかってないこと多いんですよね。与えすぎてはいけない。ちょうどいいのがちょうどいいっていわれても・・、思わず考えちゃいますよね。最初は肥料の名前をろくに知らない私たちも、肥料専門店のご主人にあれやこれやと相談にのってもらい、最低限の知識を仕入れました。次は本を物色。色々書いてあるなかで、「基本はこれ」と何とか方法論を学びました。

 数ある肥料の中で、我が家が選んだ物は、牛糞、鶏糞、堆肥、ネオアーゼミックス等。 牛糞は、手始めに痩せた土に栄養をたっぷりあげるために使い、その後は根を丈夫にする時に与えています。鶏糞は、元肥や追肥用、花や葉、実を良くするために使います。堆肥は、そのものにはほとんど栄養はないのですが、ほかの肥料の吸収を高めるためにひと働き。ネオアーゼミックスは、肥料店のご主人に教わった物で、特に気にいっています。自然肥料でこれを毎年入れてやると、病気がちや実・花のつきにくかった植物が丈夫に育つようになるという優れものです。良い微生物を増やすカニ殻が入っていて、悪い微生物を抑えてくれるというのが理由のようです。

 肥料をあげる時期となるとこれまた色々。2月頃でしょうか、園芸屋さんの前に"寒肥"という張り紙見たことはありませんか。これは春の準備のためです。ほかの季節はといえば、これは植物によってそれぞれの時期があります。我が家の庭では、梅、カキ等の実のなる木には、収穫前と後に疲れた木に栄養補給。椿などは花が終わった後にも。花屋さんに並ぶ花を植える前には、土に肥料を混ぜて1週間ぐらい馴染ませてから。とまあ、1年中、作業が続くわけです。とにかく肥料屋さん、園芸屋さんにまずは相談して教えてもらいましょう。後は園芸の本でも、簡単に探せます。

 肥料もやたらに蒔けばいいって物ではありません。効率よく吸収させて、植物を痛めない。園芸の本には、絵入りの解説でわかりやすく書いてありますが、木の周辺は、広がった枝の先の下ぐらい。根の先端部分に穴を掘り、根に直接触れないように入れてやる。木の根本ではなく、根の先端付近にあげるのです。根の広がりと枝の広がりってほぼ同じ。密集しているところでは、木と木のちょうど間ぐらいに。花も同じで、根に直接ふれないように優しくあげて下さい。

 植えっぱなしで元気がない植物も、栄養補給で、次の時期には美しい花を咲かせてくれます。次の季節もよろしくねっていう気持ちで、"お礼肥"して下さい。植物は、その手間に素直に答えてくれます。