Planning プランニング


計画なしに庭作りを始めるのは、まるで買い物リストなしにお買い物に行くようなもの・・・。結果的に、必要のないものまで抱え込んでしまう、なんて事に。ほんのちょっとしたプランをたてるだけでも、後々の無駄を随分減らしてくれるものです。最初のアイデアは、進行過程に合わせていつでも修正がきくんですから、まずはアウトラインを描いてみましょう。

プランと言っても、誰もがベルサイユ宮殿の庭を模倣できるほどのスペースがあるわけではないし、メチャクチャこりまくった計画をたてる必要もないんです。基本的に、これからあなたが過ごす庭をどんなレイアウトにするか、何を植えるかを、決めるだけです。ここで忘れてならないのは、庭のサイズに関係なく、ある程度のメンテナンスはずっと続くということ。草むしりや植え替えなどの時を考え、各セクションの全ての部分に手が届くようにしておかないと、クモの巣や蚊の大群の中に足を踏み込まなければ、なんてことにもなりかねません。庭にある小道はとても大事なポイントなんです。

さて私達が受け継いだのは、小さくて、野放図に育ちまくった植物に埋まった庭でした。とにかく各種の木や花があるのですが、そこはまるでジャングル。例えば、庭の一角ではツルバラがつつじ、あじさいと絡み合い、さらにユリ、あやめ、グラジオラスがそこここから芽を出し、ハナズオウがど真ん中に突き出している、なんて状況でした。ここで私達が目指したのは2つ。とにかくこのメチャクチャ無秩序な庭を整頓すること、そして花、野菜、ハーブなどが植えられるセクションを作ること。まずは、ラフな花壇のデザインをおこし、そしてとりあえず整備する為に、今ある植物たちをどこへ植えておくかを考えることからスタート。

思い描いた計画が、一度で完璧なものにできあがる何てことはありません。トライしたけど失敗なんて事はよくあることで・・うちの庭でも野菜畑はちょっと失敗。スペースが足りない、日照時間が足りない、で来年そこはハーブセクションになります。ガーデニングを始めたばかりの人にありがちな、あれもこれもと植え込みすぎたり、店頭ではステキに見えた花をこれだ!なんて買っても自分の庭に合わなかったりで、あれ〜と言うはめにどっぷりつかった2人でした。まあ、こんな失敗もありながら、基本プランのおかげ(?!)で、何とか大きく踏み外すことはなく、それなりの成功かな。