VARIETY バラエティー
春到来。ぽかぽかしてくると、思わず花屋さんへ。殺風景だった冬の庭を、早く色とりどりの花で埋めたくて、買い物意欲が一気に爆発・・ちょっと待った〜。あなたのその手、今パンジーやマリーゴールドに伸びていませんか。この季節店頭には各色のパンジーが、手頃な価格で並びます。華やかで丈夫だし、花期も長い・・でもちょっと考えてみて下さい。花屋さんで価格が低めの物って1年草が多いんです。毎年同じもの買っていませんか。いろいろと種類を知ると、案外安上がりに今までにない庭造りができます。
まずは球根類。これは最初は3〜5個入りの袋なのですが毎年分球、勝手に増えてくれます。うちのスイセンはかれこれ10年も野放しだったので、庭を掘り起こすたびに出るわ出るわ150個あまり。ムスカリは春早々。そしてアネモネ・クロッカス・フリージア。アッツ桜はピンクがかわいい、我が家のお気に入り。カラーはとても上品できりっとした印象。スターフラワーはほんとに星のような白い花で何処にでも顔を出します。レインリリーは群生すると、それは豪華。ユリはズ〜と伸び続け花期は短めですが、増えるのは早い。
ちょっと要注意の球根。チューリップは下へもぐるという傾向あり。良い花の為には毎年掘りおこすのですが、手間を省くため鉢植えにし鉢ごと土に埋めると楽。ヒヤシンスは買った年はよいのですが、そのままだと翌年以降かなり寂しい花になるので、ご注意を。
地下茎類。 これはじわじわと広がっていきます。ダリヤはとても華やか。カンナは丈夫で、砂地のような所でも夏中開花。背丈も高いので、簡単な目隠し代わりにいかが。ジンジャーもカンナと似た感じ。とっても甘い香りの白い花は、ハチが寄りやすいので植え場所は一工夫。グラジオラスは赤、黄、ピンク、白など各色あって切り花にもOK。スズランはちょっと日陰気味なところで。
多年草、宿根類。冬は冬眠し春復活する物も多いので、あしからず。都忘れは低草で群生してくれるので、グランドカバー向き。和製のスミレは、見落としてしまいそうな可憐な花。チコリは50〜60センチ丈で薄紫の花、土止めになります。ノコギリ草も荒れた土地で大丈夫。 ガザニアは日当たりガンガンで雨もかからない砂地、なんて所に向いた変わり者。うちでは何と冬中咲き続けました。カンパニュラ(ジューンヴァイオレットという種類)は勢いよく広がり花期も長い紫色の小さな花。キキョウはおなじみですよね。テッセン(クレマチス)はツル性で塀やアーチに絡ませて。トケイソウ(パッションフラワー)も同じくツル性で、うちではキウィを絡め殺してしまったほど強じん。温暖で日当たりが良ければ1年中青々。
1年草なのですが、こぼれ種から翌年も花をつけてくれるもの。広範囲に広がるので思わぬ所から顔を出すこともしばしば。ハナビシソウは鮮やかな黄色とオレンジ。特に日当たりのよいところなら、たとえアスファルトの隙間でもOK。わすれな草は楚々とした紫、ピンク、白の花をつけます。矢車草はポンポンみたい。オダマキは、気品漂う容姿で、日当たりが悪くてもOK。フロックスも花期が長い物のひとつ。
ここで取り上げたものはほんの一部。でも庭を見た方に「この花は?」なんて聞かれると、ちょっとうれしくなってしまうもの。今年は、ちょっと気分を変えて、ひと味違う演出をこころみてはいかがですか。

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