TPOに合わせて器を選ぶ
リラックスした食事のための器















WEDGWOOD "CLIO"




RICHARD GINORI
 同じ料理でも器を換えると料理はこ
んなに表情が変わるという経験を持た
れた方は多いのではないでしょうか。
確かに、器ひとつで料理が美味しく見えたり、残
念ながらその逆もあります。加えて、ステキな器
が食卓に並んだときのあの幸福感。日頃の疲れも
ジワッと癒されて、なんとなく穏やかな気持ちに
包まれます。そこで、今回は「上手な器選び」を
テーマにお話したいと思います。

 まず器を選ぶ際、あなたはどんなことを考えま
すか? 今日、食卓に並べるお料理、お招きする
人、それとも自分の好きな器? 選択の方法はい
ろいろですが、第一に覚えておきたいのが色&柄
とお料理の相性です。
「私はやっぱり白い陶器が基本だと思います」
とおっしゃるのはお料理スタイリストとしてご活
躍中の三上晶さん。
「最初はウエッジウッドの業務用の白いプレー
トから揃えていきました。お料理の色を正確にい
ちばん美しく見せてくれるのは無駄のない白い陶
器。どんなテーブルウエアにもフィットするし、
何より清潔感があります。幾つかの食器を組み合
わせたときにも他の食器を邪魔しないでしょう?
」とおっしゃる通り、白い陶器は永遠の憧れ。汚
れが気になるという向きもありますが、まずは白
い陶器から集めていくのは、基本かもしれませ
ん。
「そのうえで今度はアクセントのある器を選ぶ
といいと思います。私がおすすめしているのは無
地のもので色のきれいなもの。それを春夏秋冬の
イメージで揃えてはいかがでしょう?」(三上さ
ん)。春夏秋冬のイメージはそれぞれ異なります
が、たとえば春なら淡いピンク、夏は涼しげなブ
ルー、秋はきれいな黄色、冬は温かいイメージの
オレンジ。そんなふうに揃えた色物の器は最初に
揃えた白い器のアクセントになります。
「そして、最後に揃えたいのが柄物。柄につい
ては『これぞ、このブランド!』という物でもい
いし、ちょっとしたアクセントが気にいったとい
う物でもいいと思います。ご自分の惚れたものを
選んでください」(三上さん)。


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