素材の面白さとコーディネートで
奥行きを持たせる





 「テーブルクロス&マット」の色
柄の選び方について考えてみました。
最近、増えてきた素材と実際にコー
ディネート法がテーマ。引き続き、キッチンスタ
イリストの金子はづきさんに、伺いました。

 テーブルクロスといえば、一般的にはコットン
素材ですが、最近では表面の加工によって水をは
じいたり、染みが残らないタイプのものも出回っ
ています。以前は染みが気になる場合には、コッ
トン素材のクロスにビニールクロスをかぶせた
り、まんまビニールクロスにしたりしていました
が、それではあまりに味気ない。最近、市販され
ているものの中には見た目はコットン実は水をは
じくタイプちのものがあるので、そらは実用面で
も便利です。レース素材は夏などの季節に涼しげ
でいいのですが、実用面からいうとヨレやズレが
気になります。季節感を楽しみたいとき用にはお
すすめしますが・・。季節感といえば麻素材のク
ロスも最近、注目されています。ご存じのように
麻は涼しげでナチュラルなイメージの強い素材。
夏場はもちろんのこと、自然指向のインテリアに
はフィットする素材です。部屋の雰囲気がナチュ
ラルにまとまっているなら、何枚かあるテーブル
クロスの1枚を麻素材にしても楽しいと思いま
す。素材的にユニークなのは、シャーリング。縮
みのあるタイプです。このタイプはエスニックテ
イストのインテリアに良く映えます。できたらは
っきりとしたインパクトカラーを選んで部屋のア
クセントとしても使いたいですね。もう1枚、と
っておきの日のために欲しいのがシルクのもの。
もちろん、お値段は張りますが、最近は5000円
台のものも出回っています。シルクの光沢を確か
めながら、透かし模様のあるタイプを選べば、よ
り高級感が高まります。さまざまな素材を紹介し
ましたが、素材的にはやはりコットン。値段も
リーズナブルですし、まず1枚目ならコットン
素材のものを購入することをおすすめします。

 さて、クロスのコーディネートの仕方ですが、
まずはテーブルがスッポリと隠れるようにかける
のが一般的です。ズレが気になるときには四つ角
にクロス留めを。クロス留めは形も豊富に、純銀
のものなども出ていますから、用途に合わせてコ
ーディネートしましょう。シルクのクロスに純銀
のクロス留めなんてステキです。ちょっと個性的
にコーディネートしたいなら四角テーブルに菱形
にクロスを掛けて。ちょうど、テーブルの四つ角
が見える状態ですね。カントリー風のアクセント
になって、気の置けない仲間の集まりなどにはピ
ッタリです。また、大きめのクロスをたっぷりと
かけて、テーブルの足で結ぶなんて方法もポッ
プ。ちょっとピクニック気分のコーディネートで
す。逆にテーブルのサイズよりも小さめのクロス
を選ぶコーディネートも。縦長のテーブルの中央
だけに伸びるクロスや大きめのテーブルの中央部
にクロスを置くという方法もあります。そんな場
合はテーブルの色目とお料理の色目と形を考慮し
ながら、クロスの色柄を選びましょう。ちょっぴ
り高度なテクですが、単純にクロスをかけるのに
飽きたら、そんなコーディネートもステキです
よ。