1998年8月の出来事
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郵便ポスト

郵便料金が1セント上がります

夏は暑いものだとわかってはいても、やはりこの暑さはたまらないものがあります。とはいうものの、レストランやコミューター、スーパーマーケットなどは冷房が効きすぎて寒いほど。
毎年のこととはいうものの、この温度差の激しさにまいってしまいます。日本はもう少しこまやかに室温調整してあったような気がするのですが・・・。すべてにおいて微調整が不得手なアメリカを、また改めて感じています。

さて日本の友人からの暑中見舞いのメイルによると、例年よりはそちらは涼しく過ごしやすいようですね。
日本からのメイルを受け取る時にいつも思うのは、日本の郵便料金の不当な(日本の国にしたら順当なのかもしれませんが)高さ。定型の封書で、いま現在は80円もするのですもの。ちょっとした書類などを送ってもらうと、封筒にはすごい額の切手が貼ってある。何だか送ってもらうのに気が引けてしまいます。その都度、いくら友達といえども、もうそんなに気安く「○○送ってよ」と頼めないなと反省するのです。

それに比べてこちらは、普通サイズの封書の場合は32セント。ずいぶん安いし、差がありますよね。でも、この郵便料金が約4年ぶりに値上げされるそうです。
実施はどうやら来年1月かららしいのですが。値上がり額は1セント。つまり33セントになるわけです。こちらはいろいろな料金の支払いに、チェックを郵送することが多いので切手の消費量はかなりのもの。日本人の感覚からすると、「たった1セントの値上げなんて、かわいいもの」という気もしないではありませんが、きっとどこかでは消費者団体が値上げ反対の講義活動を展開していることでしょう。

ついこの間、ビジネストリップで日本に出向いたアメリカ人が、(彼はどうやら初めての日本だったらしい)いっていました。「聞いてはいたし、覚悟も準備もしていったけれど、とにかく物価の高さに驚いた。驚いたというより頭にきた。あれでよく日本人は我慢しているな。よく暴動がおきないな」と。

日本も長引く不況で大変でしょうが、こちらに比べればまだまだ皆さん、お贅沢。本当にこちらの人々の生活はつましいものですよ。
とにかく、皆さん、夏バテなどなさいませんように。

98/8/15
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