5kg 握力が低下するごとに、男性16%!女性20%!も全死因死亡リスクが上がる。

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ハンドグリップ
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試しに左右の握力を計ってみたら、15kg 前後しかなく、小学生の低学年ぐらい!? 迷わずネットで、ハンドグリップを購入。1回に10グリップで、1日3回を義務化。結構、ショックでした。

インフルエンザで2~3日寝込んだだけでも、カラダの調子を取り戻すのに、思いがけず時間がかかり、年齢を感じてしまっていたのに・・・。

目に見えるお肌や髪の毛などの衰えは、わかりやすいのですが、内蔵の衰えは、日々の生活ではなかなかわかりません。

英国スコットランド University of Glasgow (グラスゴー大学) Institute of Cardiovascular and Medical Sciences (心臓血管医学研究所) Exercise and Metabolic Health 講師の Stuart Gray 博士達のグループは、
「握力の低下は、心臓血管疾患やがんを含む、疾病の予防や治療効果に幅広い範囲で強く関連しているのがわかった。握力が強くなれば、全死因死亡リスクが、下がることとも関係している」と、発表。
(University of Glasgow News 8 May 2018)

研究は、2007年4月から2010年12月の間に、イングランド・ウェールズ・スコットランド全域に渡って集められ英国の UK Biobank (英国バイオバンク:世界で最も大規模なバイオバンク=体系化したシステムで保管されている集団の生体試料と医療情報などを収集。人類の未来と子孫に役立てる様々な病気の研究に活用されている医学研究用遺伝子バンク)に、登録されている502,628人を対象に、握力データー保持者502,293(40~69歳:女性54%)名分を解析した。

被験者は、握力の強さにより、4グループに分けられた。平均年齢は、56.5歳。

結果は、「握力の強さは、疾病予防や治療効果と関連があり、診療時の危険因子の予測能力を向上させているだけでなく、死亡や心臓血管疾患リスクを、収縮期血圧(最高血圧)や身体活動より強く予想していた」と、Stuart Gray 博士は、述べている。

握力が5kg減少するごとの、特定された死因の男女別ハザード比(発病の予防や治療効果が発生する相対的な割合)。

・全死亡死因
 男性:16%増
 女性:20%増
・心臓血管疾患死
 男性:22%増
 女性:19%増
・呼吸器疾患死
 男性:24%増
 女性:31%増
・COPD (慢性閉塞性肺疾患)死
 男性:19%増
 女性:24%増
・全がん死
 男性:10%増
 女性:17%増
・大腸がん死
 男性:18%増
 女性:17%増
・肺がん死
 男性:8%増
 女性:17%増

「多くの研究が、既に握力の低下によって、死亡率と罹病率の上昇の関連を示している。私たちは、握力の強さと特定の病気や死亡率との関連を調べたかった」
「握力測定の追加は、発展途上国の村落においても、心臓血管疾患の症状が現れる前に発見するのに役に立つに違いない」
「広範囲の年齢層に渡って、握力測定は有益であると示唆している」
とも、Stuart Gray博士は、付け加えている。(訳:tori3tori3)
(BMJ 08 May 2018)

血圧は、病院、薬局、スポーツクラブなど身近なところで計ることが出来ます。握力計は、見かけることがなく、チャンスを逸して何十年計ることなく、経っていました。

握力計は、安価で、場所もとらない上、簡単に体調を知ることが出来るスグレもの。是非、これらのところに置いていただければ、健康チェック&未病の気づきに繋がるのではないかと思います。

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