認知能力を高める一価不飽和脂肪酸:monounsaturated fatty acids(MUFAs)が欠かせない。

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地中海食サラダ

今年も、ノヴェッロ オリーブオイル(ボジョレヌーボのオリーブバージョンですね)のオーダーのご案内をいただく時期になりました。今年収穫した絞りたてのオリーブオイルを瓶詰めされたものは、新モノのお米と同じようなみずみずしさとフレッシュな香りに溢れています。当然ですが、和洋どのようなお料理にも合うので、ついつい何にでもかけたくなります。

一価不飽和脂肪酸(MUFAs)の更なる健康効果は、認知能力の増進。

一価不飽和脂肪酸に富んだオリーブオイル・アボカド・ナッツ類は、健康的な食生活の柱として、様々な利点があげられています。また、ポイントが一つ加算されました。

米国University of Illinois at Urbana-Champaign(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)の研究者達は、「オリーブオイル&ナッツ類&アボカドに見られる栄養素の一つである一価不飽和脂肪酸:monounsaturated fatty acids(MUFAs)が、一般知能と関連があり、この関係は、一価不飽和脂肪酸(MUFAs)と脳の注意ネットワーク系との相互関係によって引き起こされている」と、新しい研究を発表。
(University of Illinois at Urbana-Champaign News 7 September 2017)

食物の栄養素は、認知能力と関連付けられているが、研究者達は、根底にある関連性を正確に示せていなかった。

「我々の目標は、どのような栄養素が認知機能を支えるために使われているのか、人間の脳の機能的構成に影響を与えるかもしれない栄養素を調査することである」「これが、重要なのだ。我々が認知能力の向上に有効である栄養学的介入を進展させたいなら、栄養素が脳機能に影響を及ぼす方法を理解する必要がある」と、心理学の准教授であるAron Barbey博士は、述べている。
(注)心理学において、認知とは、知識を得る働きのこと。知覚・記憶・推論・問題解決などの知的活動の総称である。

「従来、研究は、個々の栄養素に焦点を当ててきた。しかし、我々は、食事摂取量は、特定の栄養素に頼っているのではないことをわかっている。むしろ、広範囲での食習慣を反映させているのだから」とも、Barbey博士は、言及している。

一般知能と背側ネットワークの関係

調査は、米国イリノイ州アーバナのCarle Foundation Hospital(カール・ファウンデーション・ホスピタル)を通じて募集された、健康な高齢者99名に行われた。血液サンプルに見られる、脂肪酸栄養素の体系、脳ネットワークの効率を測定したfMRI(MRIを利用して人や動物の脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法)のデータ、一般知能検査の結果を比較した。

研究では、一価不飽和脂肪酸(MUFAs)に富んでいる、「地中海食」=「地中海ダイエット(Mediterranean Diet)」の認知機能効果を示しており、この脂肪酸に焦点を与えるよう示唆していた。参加者の血液中の栄養素を検査し、脂肪酸は、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の2つのパターンに分けられた。

結果、一般知能は、注意力を求められている課題や日常の問題を解決している中心的役割を行う、脳の背側注意ネットワークと関係があるとわかった。

一価不飽和脂肪酸(MUFAs)の血中濃度が高い高齢者は、脳の背側注意ネットワークに、より広範囲のスモールワールド傾向(small-world propensity:SWP)と呼ばれる機能組織を持っていた。(訳:tori3tori3)
(University of Illinois at Urbana-Champaign News 7 September 2017)

秋の食卓は、多種類のきのこや、根菜、葉物野菜料理に恵まれています。今年は、鱈ちりや湯豆腐のようなアッサリお鍋には、すだち&オリーブオイル&アクセントにお醤油少々のつけダレで、風邪に負けないカラダに。美容にも良さそうです。

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