フィットネスクラブ選びの重要ポイント-水回りの換気-

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プールの塩素消毒

ウォーターエクササイズは、水に浮いたり、泳いだり、歩いたり、関節への負担も少なく、年齢に関係なく思いっきり自由自在に動けるのが魅力の一つです。水と戯れた日は、開放感に満たされ、凝っていた肩や腰も緩み、夜は、熟睡できます。

問題は、スポーツクラブの室内プールを使用した翌日です。ゴーグルを着けていたのにも係わらず、寝起きから眼に違和感。眼科に直行。「アレルギー性結膜炎です」との診断。どうも、塩素に弱いらしく、何度か繰り返している内に、「視力って大丈夫なのだろうか?」と心配にも。

シャワーは丁寧に、トイレタイムは小まめに早く

プールなどでは、水質管理のために塩素消毒を行う。遊離塩素は、水中で、人のカラダから出る尿や汗のようなアンモニア性窒素含有物質と化学反応を起こし副産物として、Chloramines(クロラミン:結合塩素)を生成する。クロラミン(結合塩素)には、「モノクロラミン(NH2Cl)」「ジクロラミン(NHCl2)」「トリクロラミン(NCl3)」の3種類がある。使用者が、塩素臭や眼&鼻&喉に刺激を感じる主な原因となりうる物質でもある。

米国Centers for Disease Control and Prevention:CDC(アメリカ疾病管理予防センター)Sophia K. Chiu博士のグループは、2016年1月にオハイオ州にあるIndoor Waterpark Resort(屋内型ウォーターパークリゾート)で、横断疫学調査(環境サンプリングと換気装置の評価)を実施。
これは、オハイオ州地方保健局の要請によるものであった。

調査対象の屋内ウオーターパークは、他の施設に比べて、従業員の有病率(目や鼻への刺激・喉の痛み・咳などの症状)が高かった。

原因は、塩素消毒の副産物(水中で他の化学物質:尿や汗など)や換気システムの問題のようであった。(訳:tori3tori3)
(Morbidity and Mortality Weekly Report :MMWR 22 September 2017)

スポーツクラブのプールを利用する時は、利用前後のシャワーは丁寧に、トイレタイムは小まめに早くとるのが、マナーですね。加齢と共にデリケートになっている気がするお肌や粘膜。ゴーグルとキャップは必着!

入会時は、事前のお試し利用で水回りの換気の具合など、欠かせないチェックポイントが、あったのだと。アウトジャグジーや見た目の豪華さより、室内プールに立ちこめていた塩素の臭いと湿度の高さに気がつくべきでした。甘かった!

リゾートのビーチサイドで見かけた、早朝のプール掃除。プールの壁面のヌルヌルは、大きなガラスワイパーのようなモノでこすり、ドボドボ塩素を入れて、水質チェック。これだから、使用後カラダがかゆかったのだと納得もしました。気持ちは、開放的。ゆるんで、危機管理を忘れている!

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