| 頸(くび)・肩・腰・膝の共通点は何ですか?答えは動 |
| く所、曲げられる所、つまり関節というわけです。頸関 |
| 節・腰関節とはふつう言いませんが、背骨はご承知のよう |
| に椎骨がたくさん重なっていて、前後左右にある程度曲げ |
| られるようになっていますから、椎骨ひとつひとつ上・下 |
| と関節をなしているわけで、腰や頸も立派な関節です。 |
| もう一つの共通点は何ですか?何かと痛みやすい所であ |
| る、というのが答え。もちろん足首・肘(ひじ)・手首・ |
| 手の指なども痛みのよくおこる関節ですが、頸・肩・腰・ |
| 膝に比べれば少ないでしょう。 |
| さらにもう一つの共通点は何でしょうか?そうです。ふ |
| つうの体操(ラジオ体操など)でよく曲げる、動かす関節であるということです。「はい、頭を前 |
| に、うしろに、今度は回して(頸の運動)」「腕を大きく回して(肩の運動)」「上半身を前に曲 |
| げて、うしろにそって、横にたおして(腰)」「膝の屈伸運動」といった具合です。(「肘を曲げ |
| て」という運動や「指を曲げて」というラジオ体操はありませんね) |
| 以上、関節であって、痛みが出やすくて、体操の重要なポイントになっている、ということを、 |
| 別の見方をすると、およそ「痛み」が問題になる場所は、ほとんど関節だということです。重いも |
| のを持ったり、跳んだりはねたり、じっとしていても頭を支えたり、身体の姿勢を保ったり、そう |
| したとき力が加わりやすい所は、常に関節です。若い人の痛みは、その外力が過剰な時に起こる |
| 「急性の捻挫」という形をとりやすいし、中年以上の場合は、何十年も無理に耐えてきた、関節の |
| くたびれ現象(正確にいえば、関節を作っている周辺の筋組織などのくたびれ現象)として「慢性 |
| の痛み」という形をとります。 |
| ラジオ体操で、この四つの関節の運動が必須の項目になっているのは、これらの関節を常々動か |
| していれば、柔軟にしていれば、これらの痛みがかなり防げますよ、ということです。今月のビデ |
| オコーナーで「腰痛について」を紹介していますが、ほかに「膝の痛み」「四十肩・五十肩」「関 |
| 節の痛み」「マッサージ」など、ご覧ください。 |