一病息災。病気との上手なつきあい方。


6. 漢方薬と現代薬とどちらを選ぶか?(リウマチ)

今月はリウマチ外来。待合室がいっぱいです。まったく多い病気ですね。特に女性に多い。出産や閉
経など女性の生涯のいくつかのイベントの時期に発症することが多いのも特徴です。ひたむきに、手抜
きなく一生懸命に家事や仕事に打ち込んでいるような方に発症しやすく、また皮肉にも、そうした義務
から開放されたとたんに発症することもよくあります。
関節が痛んだり腫れたりするのが、すべて関節リウマチというわけではありません。
他の関節炎は概してなおしやすいので、診断をきもし、「関節リウマチ(らしい)です」と診ちんと受けることです。
断がついたら、その日から守るべきことが3つあります。
1.寒さから関節を守る。保温用サポーターや、使い捨てカイロを上手に利用すること。
2.湿気から身を守る。フトンをよく干す。水仕事のあとには必ず熱めのお湯をボールに入れ、
手首から先をつけてジーンと赤みがさすまで暖め、それから乾いたタオルでよくふく習慣をつけること。
3.10割人生の方は8割人生にペースダウンすること。
先述したように、主婦としても、キャリアウーマンとしても完璧にやり通す10割人生の方を関節リ
ウマチは好むようで、しばしばそういう方を選んでとりつきます。とりつかれたら、10割人生はもう
やめてしまいましょう。8割くらいにペースダウンして、2割は関節リウマチの居住権を認めること、
関節リウマチの顔を立ててやることです。とりつかれてしまった自分も、とりついた関節リウマチも
共に「許さん」と10割人生を頑張り抜くのも、ひとつの立派な態度ではありますが、だいたい関節リ
ウマチという炎症に油を注ぐことになり、失敗することが多いようです。
さて、関節リウマチの半分以上の方は、Aだけで十分生活できると思います。他の方はCとなります
が、漢方薬やハリを上手に利用することで、現代薬物の占める割合をずいぶん減らして生活すること
が可能です。既に副腎皮質ホルモン(プレドニン等)を服用されている方は、漢方薬はその離脱のお
手伝いをしますけれども、あわてると失敗します。

A:漢方薬フィールド

B:現代薬フィールド

C:ミックスフィールド
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