オススメのエクササイズ Tips

極力階段を使用して、電車などの乗り物の中では、立って過ごし、最寄りの駅から一つ手前で下りて歩くなど、以前からながらダイエットなどで、勧められてきたことを、日々の暮らしの中に取り入れてみると、以外とすんなり受け入れられるようです。見つける楽しさもあります。

●Tips1.チリも積もれば山となる!

当然ながら、総摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多ければ減らない体脂肪です。少しでもカロリーを燃焼させるために通勤通学の時間を有効に使いましょう。電車やバスの中で座る時、背筋を真っ直ぐに姿勢良く、息をス~とお腹から吐き出し、そのままじっとお腹に力を入れて引き締めます。呼吸は普通に行なって。少ない時間ですが、毎日意識して行うことが大切です。

●Tips2.家事エクササイズで無理無くカロリー消費

掃除機をかけたり、床を拭いたり、高いところのほこりを払ったり、曜日ごとに住居を分割お掃除。家の空気が一段階も二段階もキレイになり、家族に喜ばれ、自分自身のエクササイズとトリプル効果。
腰を痛めないようにモノを持ち上げるときは、しっかり腰を落とし、右手で掃除機をかけるときは右足を出す。たまに左右を替えて。高いところは、バランスを崩さないように、しっかりお腹を引き締めてから、つま先立ちを。いつの間にか30分~1時間のエクササイズ。調子の悪いときはゆっくりお休みタイム。

●Tips3.姿勢を正して、どこでもバランス運動

猫背の自覚はあまりないけれど、両方の肩を同時に後ろに引いてみると分かる姿勢の悪さ。正しい座り方、立ち方、再認識したい重要なポーズです。

  1. 真っ直ぐに立ち、グルッと両肩を後ろに回し、引き下げます。
  2. 息をユックリ吐いて、お腹を引き締め、自然呼吸。
  3. 顎を引いて顔は正面。右足を一歩前に出して、次に左足を前に踏み出し、右踵につけての繰り返し。
    (サーカスの綱渡りのように、一本の縄の上を、継ぎ足で歩いているイメージで)
「バランス取るのって、こんなに難しかった!?」と思うぐらい、グ~ラグ~ラ揺れてしまうカラダ。まずは、TV見ながら片足立ちの練習からでもOK!

●Tips4.クッキングタイムは絶好のエクササイズ時間

お料理時間は立ち仕事続き。有効活用で腰痛防止エクササイズ。お腹とお尻を同時にキュッキュッと閉める日々の積み重ねで、腰痛ベルト離れができるようになりました。1度着けると楽で癖になり、なかなか手放せません。

●Tips5.使わなければ確実に落ちる筋力

お部屋のお掃除!馬鹿にしてはいけません。掃除機がけも床や窓拭きも、ちゃんと、使うべき筋肉を意識して行えば、素晴らしいエクササイズ。
筋肉は、使わなければやせてパワーダウンしてしまいます。適度な運動や散歩、あえて階段を利用したり、雨降りには窓ふき(湿度が高いと汚れが良く落ちますよ)など、毎日の生活の中でチョコチョコ筋力UP!に努めましょう。

(注意)体力に自信が無い人・現在治療中の人・現状維持がよい人など、個々の健康状態に合わせて、かかりつけの医師などに相談してください。無理は、禁物。

簡単!ダイエット TIPS(サイト内記事)
簡単エクササイズ/3分エクササイズ(サイト内記事)

オススメのグッズ

コロナの影響で、働き方もさまざまな形態が受け入れられるようになりました。自宅のパソコンデスクを昇降式に取り替えて、立位での仕事を可能にしてみたり、座位での仕事中は、机の下で、自転車こぎを取り入れてみたり、イスの代わりに大きなエクササイズボールに座ったりしては、如何でしょう。

●スタンディングデスク

ついつい時間が経ってしまうデスクワーク。知らないうちに同じ姿勢をとり続けていることに。自分の身長に合わせて、上げ下げでき、コンパクトサイズなので場所を選びません。立位は、安静にしているときより20%ぐらいエネルギー消費がUP!?体脂肪の増加抑制効果が期待できます。


●エアロバイク

座位での仕事中にこそ、フィットネス!人が動くために重要な役割を担っている腸腰筋(インナーマッスル)を、自転車こぎ運動で鍛えます。ペダルの負荷調整が可能なので、家族みんなで共用でき、表示メータで運動距離をチェックすることも。


●エクササイズボール

太ももと床が平行になるように、自分のサイズにフィットしたボールを選ぶことが大切です。お腹を引きしめて座るので、思っている以上に、背筋が伸びて姿勢が良くなりコアが引き締まります。ブレークタイムには、ボールに寄りかかり、ストレッチもできる優れものです。


●ステッパー

テレビのコマーシャルタイムに、ステッパーを踏むのは、オススメです。敢えて時間を取らなくても楽な気持ちで取り組めるので、続いています。


参考資料

健康づくり施策の変遷(一般社団法人 JA共済総合研究所)
「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)
健康づくりのための運動基準 2006~身体活動・運動・体力~ (厚生労働省)
健康づくりのための運動指針 2006 ~生活習慣病予防のために~(厚生労働省)
メッツ(METs)(厚生労働省)
健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料(厚生労働省)
健康づくりのための身体活動基準2013(厚生労働省)
いつでも何処でも+10(厚生労働省)
Non-exercise activity thermogenesis (NEAT) James A Levine
東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)News No.265 November 2014
身体活動(厚生労働省)
食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)(厚生労働省)