高品質のブラシで頭皮を適度に刺激し、毛先から徐々にほぐしていき、頭皮をマッサージするようにブラッシングして下さい
オイリーヘアの原因
- 皮脂分泌過多
- ホルモン・バランスのくずれ(特にティーンエイジャーや年配の方、生理前後)
- ストレス
- 食物アレルギー
- 油っぽい食事の取りすぎ
- シャンプーやヘアケア製品などの不適合や有害物質の影響
オイリーヘアの対策
- 規則正しい生活とバランスのよい食事を摂取し、健康な髪をつくる。
- 食生活を改善する。アレルギー源を排除。
- かゆみや吹き出物がある場合は殺菌し、頭皮を清潔に保つ。
- マッサージやタッピングで老廃物を排出し、新陳代謝を活発にする。
- 内蔵器官を正常化し、ホルモン・バランスを整える。
- ヘア製品の見直し(過剰なお手入れを止めてシンプルに)。
オイリーヘアに向く精油(アロマオイル)
サイプレス、シダーウッド、ラベンダー、レモン、ベルガモット、ペパーミント、ローズマリー、ゼラニウム、ティートリー、ユーカリ
かゆみや吹き出物がある場合は、ティートリー、ラベンダーを加えて下さい。
ホルモン・バランスのくずれが原因の場合は、ゼラニウムをお薦めします。
オイリーヘアに向くベースオイル
ホホバ油、ツバキ油、スウィートアーモンド油
オイリーヘアのヘアケアの方法
ブラッシング
シャンプー前に必ずブラッシングして下さい。髪の汚れのほとんどはブラッシングで落とすことが出来ると言うことと、頭皮を適度に刺激し、健康な状態を保つためには、天然豚毛などの高品質のブラシを使い、毛先から徐々にほぐしていき、最後に頭皮をマッサージするようにブラッシングして下さい。
シャンプー
石油系のシャンプー(市販されている安価なもののほとんどはこれ)やトリートメント剤、スタイリング剤などは、傷んだ髪を急場でしのぐには便利ですが、本質的な美しい髪を作るには障害になります。なるべく使用を避け、シャンプーは石けんシャンプーやアミノ酸系のシャンプーを使いましょう。
無香料のシャンプーやハーブ専門店で扱っているシャンプーの基材を使って、自分用のシャンプーが作れます。
- 90mlの無香料のシャンプーかシャンプーの基材と植物性のベースオイル10mlをよくかき混ぜながら乳化させます(マヨネーズを作るように)。
- そこに精油を8~10滴落としてさらに混ぜ合わせます。
ドライ
シャンプー前に必ずブラッシングして下さい。シャンプー後のタオルドライは、タオルに髪をはさみ、おさえるように水気を取っていき、シャンプーの時も同じく、ごしごしと髪を摩擦しないこと。なるべく自然乾燥がよいが、ドライヤーをかける場合は、髪から10cm位離して一カ所を集中してかけないこと。半乾き位までドライヤーにして、後は自然乾燥に。
トニック
シャンプー後の日常のお手入れは、トニックを使って、頭皮を指先でたたくようにマッサージして下さい。トニックは、200mlの精製水に精油を2~3滴落として、スプレー容器などに入れ、よく振ってから使用して下さい。20mlのエタノールかアルコール度数の高いウォッカに精油を2~3滴落として混ぜ合わせ、180mlの精製水を加えさらに混ぜ合わせて作るとよりサッパリしたトニックになります。
マッサージ
オイリーなのにオイルをつけるのは抵抗があるかもしれませんが、精油を頭皮に浸透させるために植物性オイルでうすめる必要がありますし、植物性オイルで余分な皮脂を誘い出し、清潔にするためです。
マッサージ・オイルは植物性のベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、精油を、2~3滴落として混ぜ合わせます。
オイルをまんべんなくのばしたら、頭皮を指の腹を使ってマッサージして下さい。
頭のマッサージはヘアケアだけでなく、頭痛や眼精疲労などの改善やリフレッシュ効果もあります。