15.曜日ごとにスケジュールを決めてみる。

パリのメトロ駅ホーム

どうしてなのかはわかりませんが、とにかく毎日があっという間に過ぎてしまいます。やらなければいけないことは山積みなのに、幾つも出来ないことを抱えたまま夜を迎えてしまいます。それは、私のスケジュール管理がなっていないからなのでしょうか。
「私も昔はそうだったわ」と、私の尊敬する先輩のK美さんは言いました。「でもね。やりかたひとつで変わるのよ」K美さんのやり方は「毎日をシンプルにスケジューリングする」ということでした。「子供の頃の試験前に予定を作ったでしょ?それを実行していくのは楽しかったじゃない。それと一緒で曜日ごとにやることを決めて、おくの。で、実行できたら塗りつぶすの」確かに。

私の友人の何人もが、朝起きたときに今日やることを個条書きにして「なにがなんでもそれをやり尽くす!」と決めると言っていました。予定をたてて、それを実行するのは、けっこう楽しいものです。
K美さんは言います。「私の場合は1週間の予定を決めるの。月曜日から日曜日まで、家事はひとつずつ。それだけでうんと違うのよ」K美さんのやりかたは簡単です。月曜日が掃除、火曜日がアイロンかけ、水曜日がバスルームの掃除、木曜日がお礼状書きや電話連絡をする、金曜日が夫と食事をする(共働きで多忙な二人なのです)、土曜日は庭の手入れ、日曜日は食事の買い出しと洗濯。

もちろん、このスケジュールは流動的ですが、1週間の基本パターンが出来ると、時間にゆとりが出来てきます。「必死になんでもやろうと思わなくていいの。家事は1日にひとつ。それを決めておくだけですごくゆとりが出るのよね」K美さんの言葉は真実だと思います。
マイペースを持続するためにもいい方法ではないでしょうか。自分の1週間を自分できちんと把握できることですから。さっそく私もやってみようと思う方法でした。

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