ヘアケア
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長く使えるハーブのヘアケア

ハーブはヨーロッパでは、古くから整髪料として使われてきました。これは、ハーブの持っている殺菌作用、髪の色を整える色素やタンニン、血行促進作用、育毛作用の力によるものです。

髪の毛だけが髪のお手入れではなく、頭皮を清潔に保ち、適度な刺激を与えることによって、活性化させ、十分に栄養を行き渡らせることがとても大切です。ハーブの成分は、化学薬品と違ってナチュラルなものなので即効性はありません。しかし、長期に渡って使用することにより、髪に栄養を与えて、ツヤのある髪にしてくれます。また、頭皮にも直接作用して皮脂の分泌を抑え、フケを防ぐ作用もあります。

ハーブヘアトニックの作り方

用意する物
  • ラベンダー乾燥花 1g
  • ローズマリー乾燥全草 1g
  • 無水エタノール 20ml
  • 精製水 190ml
  • バーチ精油 1滴
  • 褐色のガラス瓶(約200mlの密閉できるもの)
    作り方
  1. 無水エタノールにハーブを漬け込み、チンキ剤を作る。
  2. これにバーチ精油をたらし、混ぜ合わせる。褐色の密閉できるガラス瓶に入れてから、精製水を加えて保存して、必要に応じてヘアトニックして使う。
冷暗所なら3月は保存できる。

タイプ別髪の毛と頭皮のためのハーブ

1.普通の髪

カミツレ、ルバーブ(根)

2.乾性の髪

ウスベニタチアオイ、ヒレハリソウ、セイヨウニワトコ(花)、マルメロの花

3.脂質性の髪

ミント類、キンセンカ、レモンバームラベンダー、セイヨウノコギリソウ、レモングラス

4.抜け毛用

アーティチョーク、ローズマリーラベンダータイム、ボダイジュ(花)、キンセンカ、オランダガラシ、マルメロ

毛髪に効果のあるハーブ
植物名(科名) 利用部位 効能
キャットニップ(シソ科) 育毛、かゆみ止め
ニンニク(ユリ科) 鱗茎 ふけ止め
キンセンカ(キク科) 髪の色を明るくする
ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科) 髪の色を明るくする
パセリ(セリ科) 葉、茎 髪の色つやを艶やかにする
ローズマリー(シソ科) 葉、花穂 光沢を与え、色を濃く見せる
ルバーブ(タデ科) 黄色の色素として使う
セージ(シソ科) 養毛効果と髪の色を濃くする
ザボンソウ(ナデシコ科) 葉、根 クレンジング作用がある
ニガヨモギ(キク科) 養毛とふけ予防効果

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