| 1.心を癒すフラワー・レメディー 「フラワー・レメディー」「フラワー・エッセンス」「花療法」などの言葉を聞いたことがありますか?この療法はハーブ療法家やアロマテラピスト達の間で併用されることも多く、アロマテラピーの解説本でもしばしば紹介されています。そのこともあってハーブやアロマテラピー専門店では、この療法に用いる「エッセンス」も取り扱っていることが多いです。今回はアロマテラピーとは少し離れますが、この療法の中で最も有名な「バッチ博士のフラワー・レメディー」をご紹介します。 バッチ博士 医師で細菌学者でもあったイギリスのエドワード・バッチ博士(1886〜1936)は、長年の治療経験とホメオパシー(同種療法)との出会いから「病気の症状だけを治療するのではなく、心理や行動なども考慮した上で患者全体を治療すべきだ」と言う考えを持っていました。そこで20年以上続けたロンドンでのエリート医師の地位を捨て、田舎での研究生活に入りました。そして野生の植物に囲まれた生活を続けるうちに、植物の持つエネルギーが人間の心理に影響を与えることに気がつき、そのエネルギーを取り出す方法も発見しました。こうして出来上がったものが、ある一定のネガティブな心理状態を癒す39種類のレメディー(療法・治療薬という意味)です。 フラワー・レメディー 「バッチ・フラワー」や「フラワー・レメディー」と呼ばれるこのエッセンスは、朝早く摘取った花や植物を清浄な水に浸し日光に当て、その植物のエネルギーを水に転写して作られます。(市販されているものは保存のためブランデーと塩を混ぜてあります。)アロマテラピーで用いる精油は植物のエキスを抽出したものなので、その成分を化学的に分析できますし、実際肉体的に効果が現れます。ところがこの「フラワー・レメディー」は成分と言っても「水・ブランデー・塩」としか書きようがありません。科学的根拠に乏しくプラシーボ効果だと言う人もいますが、知らずに飲んだ人にも効果が現れています。こうした効果の体験例の積み重ねが歴史となり、現在欧米を中心に多くの人々に用いられています。また人間だけではなく動物や植物にも作用します。 |
||
![]() |
||
| ●使用法と効果● この「フラワー・レメディー」は、他の補助療法と比べると精神面や感情を対象にしているところが特徴です。そしてその結果として肉体的にもよい影響が出る場合があります。他の様々な療法と組み合わせることができますし、習慣性や副作用もありませんから選び方を間違っても効果が現れないだけです。使用法はまず39種類の解説文の中から自分の感情状態を現していると思うものを選びます。これはとても重要な作業で、バッチ博士の強調する「自分自身に耳を傾ける」ことになります。自分の病気や心身の不調、悩みの水面下に埋もれているネガティブな感情を客観的にさぐり出すことが出来ます。自分のインスピレーションに従って選んだとしても、それが自分に必要なものかもしれません。ストレスを感じている人の中には、他人の意見や人間関係、自分を取り巻く社会的環境に束縛、抑圧されている場合があります。 「フラワー・レメディー」を用いることによって、無理のない自然体の自分を取り戻し、安らぎを得て下さい。選び出した「フラワー・レメディー」は、いつでも好きな時に用いて下さい。6種類まではブレンドしてもかまいません。直接舌にたらしてもよいのですが、水や飲み物に4滴ほど落とし飲みます。起床時と就寝時を含め1日に4回以上口にするのが理想です。手首や首の動脈に擦り込む方法もあります。これは「レスキュー・レメディー(39種類の中のひとつで、5種類のレメディーがブレンドされた緊急時の動揺を静めたい時や落ちつきたい時などに使います)」を、意識を失っている人や赤ちゃんに用いる時に有効です。また10滴程落として入浴すると効果があると言う人もいます。「レスキュー・レメディー」は、いつもバックの中に持ち歩いていると緊急時の助けになります。 「レスキュー・レメディー」以外の38種類のレメディーを大きなカテゴリーに分けると下記のようになります。(参考資料:ハーミア・ブロックウエイ著「バッチフラワー入門」より) 1.恐れと不安 2.内心の不確かさ 3.淋しさ 4.現実の事態への無関心 5.人や周囲に過敏すぎる 6.失意と絶望 7.他人のことを気にし過ぎ ●ショップ ● この「バッチ・フラワー・レメディー」は、ハーブ、アロマテラピー関連商品を扱う専門店やデパートなどで購入出来ます。 説明を読んだ限りでは、少しマユツバ的に感じたり、神秘主義や宗教のように感じる方もいるかと思います。たとえあなたがこの「フラワー・レメディー」に対して懐疑的であったとしても、選んだものが合っていれば効果が現れるでしょう。なんともしがたいストレスやネガティブな感情を抱えている方は、是非お試し下さい。 |