ハーブのやさしい使い方。ハーブ健康情報。
風邪や咳に効くハーブ


●ハーブは心身をリラックス
 風邪は疲労していたり、免疫力が低下しているときにかかりやすいので、体調が少し変だなと気がついたら、ハーブで治療します。早期なほど良く効きますから、外出から帰ってきたら直ぐに手を洗い、うがいをする習慣をつけることが大切です。このことは簡単ですが、意外と効果的です。 

●症状別
1咳止め
 咳が出るときはタイムのハーブティーに鎮痙、去痰作用がある。のどの痛みにはオオバコやウスベニアオイのハーブティーが症状を楽にしてくれる。また、精油の蒸気を吸入してもよい。また、咳が止まらず寝苦しいときはユーカリの精油を入れたマッサージオイルを胸部に塗り込む。
 アニスは300mlの熱湯に小匙2杯の種子か葉を入れて十分浸出させから飲む。フキタンポポは乾燥させた葉を小匙1杯とカキドウシの乾燥した全草を小匙1杯、ウスベニタチアオイの根を大匙1杯を600mlの水で煎じて飲む。


2喉の痛み
 ビニール袋の中にコットンかティツシュペーパーを入れ、これにユーカリとペパーミントの精油を2〜3滴たらし、空気を入れてふくらませる。ビニール袋の口から息を吸い込むと、精油成分が胸の中まで吸い込まれるので、これを数回繰り返す。これを一日3〜4回行う。また、セージのハーブティーを飲む。喉の部分にサンダウッドやミルラの精油を入れたオイルをすりこむ。
 ラベージの種子か葉を熱湯で浸出た液で、うがいする。同様にセージの全草でもうがいすると喉によい。


3解熱
 熱が高いときはルリジシャの葉を煎じて飲む。セイヨウニワトコ、レモン、マジュラム、ソレル、セイヨウニワトコなども同様な目的で使う。


4頭痛、発熱、鼻づまり
 ユーカリ精油による蒸気吸入が効果的で、またラベンダー、ベルガモット、セージ、ローズマリー、ウッドラフなども煎じて飲む。

風邪に使う精油
 レモン(解熱、殺菌)、ユーカリ(鎮咳、去痰、解熱)、ラベンダー(鎮咳)、カミツレ(解熱、抗炎症、殺菌、発汗)、ヒソップ(鎮咳、去痰、発汗)、ローズマリー(鎮咳、去痰、解熱)、セージ(抗流感、収斂、殺菌、消毒)


風邪に効くハーブ
植物名 利用部位 効能
オオグルマ(キク科) 咳止め
セイヨウノコギリソウ(キク科) 全草 頭痛、風邪全般
イヌハッカ(シソ科) 全草 頭痛
ペパーミント(シソ科) 全草 頭痛
タイム(シソ科) 全草 咳止め
アニス(セリ科) 葉、種子 咳止め
ウスベニタイチアオイ(アオイ科) 去痰
ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科) 花、葉 去痰
セージ(シソ科) 全草 去痰
カミツレ(キク科) 抗炎症
フキタンポポ(キク科) 咳止め、去痰
ニガハッカ(シソ科) 全草 咳止め、去痰
ザボンソウ(ナデシコ科) 咳止め
ウイキョウ(セリ科) 種子 咳止め
ラベンダー(シソ科) 頭痛
ヒレハリソウ(ムラサキ科) 去痰
ローズマリー(シソ科) 全草 頭痛
ヒソップ(シソ科) 全草